今夏の18きっぷ、くろふねのきっぷは5回目の空欄のみとなりました。
今年の冬は発売されない可能性が高く、この先も発売するか怪しい状況の中、最後をどうするか考えたのですが、さすがにここまで暑いと遠出するのも厳しいので、ちょっと軽井沢あたりまで行くか。ということで出かけてきました。
横川駅
もう、何度か書いていると思いますが、軽井沢に行く場合になるべく安く、早く行くには普通列車で高崎まで出て、信越本線で横川に行くのがベストだと思います。
通常はこのまま軽井沢行きのバス停に行くのですが、そのまま軽井沢に行くのもなんなので寄り道をして軽井沢に行きます。
碓氷峠鉄道文化むら
横川の駅を出て3分くらい歩くと、鉄道文化むらというところに行けます。
ここはなにものかというと、横川の運転区跡地を利用して、鉄道の資料、車両を展示したり、信越線の廃線跡を利用してトロッコ列車を運行したりしている場所なんです。
あと、実際に列車を運転体験をすることも可能です(受講して試験に合格しないと運転できません)。
まず、入園すると特急あさまがいます。
懐かしいですね。
昔、上野駅でよく見ましたよ。
他にD51等、いろいろな列車が展示されています。
そういえば、園内に音楽が流れているのですが、くろふねがいるときに流れていたのが、
い、いや、別にイヤじゃないんだけど、鉄道文化むらというところには合わないんじゃない?
とりあえずひとまわりしたのでトロッコに乗車します。
旧丸山変電所
トロッコに10分くらい乗車すると、唯一の途中駅である「まるやま」に到着します。
ここには国の重要文化財である旧丸山変電所があります。信越本線の変電所だったらしい。
以前はボロボロの状態だったんですが、修復しこんなに綺麗なレンガ造りの建物となりました。
以前の丸山変電所の写真はネット上にたくさん転がっているので(どうも廃線マニアや廃墟マニアの間では有名なところだったらしい)、ググッてみてください。
5分ほど停車後、「とうげのゆ」を目指します。
とうげのゆ駅
終点に着きました。ここには碓氷峠「峠の湯」という温泉施設があります。
入ってみたいと思ったものの、時間もないので寄りません。
ココからはアプト式旧線の跡を利用したアプトの道を歩きます。
アプトの道遊歩道
アプトの道遊歩道は、旧信越本線跡、アプト式旧線跡を利用した遊歩道です。横川駅の方から続いているのですが、この暑い中、そんなには歩きたくないので、峠の湯から歩くことにしました。
途中には
のような碓氷湖があったり、
のようなトンネルがあったりします。トンネルは涼しくていいですね。
トンネルの中はというと、
古い時代のものらしく、一面レンガです。
そんな遊歩道を2kmほどあるき、
最後のトンネルを抜けると、
橋の上に出ます。橋を渡ったところが遊歩道の終点となります。
で、この橋ですが、
碓氷峠第3橋梁、通称めがね橋といって、アプト式時代に作られたレンガ造りのアーチ式の橋です。
かなり大きな橋ですよ。よくこれだけのものを作ったと感心します。
めがね橋にもバス停があります(写真のクルマが止まっている辺り)。1日に軽井沢方面が2本、横川方面が1本です。
ここからバスで軽井沢に行きます。
軽井沢駅
バスは旧道を通って軽井沢にきました。
今まで知らなかったんですが、旧道って軽井沢の駅のすぐそばに出るんですね。
それも軽井沢のすぐ手前まで群馬県安中市だとは知りませんでした。
軽井沢、夏なのでものすごく混んでます。
軽井沢からバスで白糸の滝に向かいます。
白糸の滝
バス降りて驚きました!
信じられないほど涼しい!!!
白糸の滝に来たのは小学生以来なんですが、こんなに涼しいと思っていませんでした。
白糸の滝なんですが、小学生のころは何も感じていなかったのですけど、今見るとすごく趣きのある滝ですね。
落差は3mくらいなのですが、数十メートルくらい滝が続いているんですよね。
こういう風に弧を描いている滝は日本では珍しいのではないでしょうか。
まとめ
白糸の滝を見たあとは、そのまま軽井沢→横川→高崎と戻り、高崎線で帰宅しました。
暑いところ、涼しいところありましたが、なかなか楽しい旅でした。
ただ、帰宅時に頭痛くなってきたんですよね。それだけが残念。
その他、駅弁を食べた記録は
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他の写真については
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