実家が千葉県流山市の江戸川台というところにあるのですが、理髪店はそっちの方にいっているので今回も実家の方まで髪を切りに行ってきました。
ここから電車で戻ってくるのもいいのですが、せっかくなので先日通った金町まで散歩したいと思います。
ここの駅、数年前までは流山市で結構利用客の多い駅だったのですが、つくばエクスプレスが開業して以来おおたかの森に客層を持っていかれたのか、すごく寂れた気がします。
まあね、おおたかの森のほうが便利ですし、つくばエクスプレス沿線だと始発の東海道・東北・上越・北陸の新幹線に乗れるんですが、初石・江戸川台・運河の野田線沿線は始発では間に合わないんですよね。
運河駅を始発とする柏行が5時前くらいにあれば、つくばエクスプレス経由でも、常磐線経由でも始発の新幹線に乗車できるはずなんですよね。
それがないのが非常に残念だと思います。
江戸川のサイクリングロードを歩いて金町に行きたいと思うので、江戸川台駅を出発し、富士見台という場所を通って田園地帯に出てきました。
が、田園地帯はほぼなくなってきてます。
というのもここ数年、GLPのような物流倉庫がこの一体多く建設されているんです。
なぜならば常磐道に近いから陸運の拠点として最適なんですよね。
GLPの脇にできてた歩道を通って、元有料道路(現在は償還が終わったので無料です)に出てきました。
こちらの方でも工事しているのは当然ですが、数十年前と比べてすごく交通量が多いです。
そもそも数十年前は常磐道のインターもなかったですし、道路も有料だったので結構スカスカだったんですよ。
それが流山インターができて、流山インターから乗降する場合は、有料道路の通行料も自動的に上乗せされて徴収されたので一気に償還されたんです。
もう私が知っていた頃の道とは別物ですね。
元有料道路を渡って反対側に来ました。
こちらも工事しているのかと思いきや、昔のままですね。
この手前の水路でよく釣りしました。
いろいろと開発されちゃっているから、もう魚なんていないかな?と思ったら近くで釣りしている人いましたw
江戸川台駅を出て30分、江戸川の土手に出てきました。
ここ、海から32kmあるんですね。
遠くに見える橋は常磐道の橋梁です。
土手から物流倉庫郡を見てみました。
この建物があった場所、数年前まで全部田畑だったんですよ。数年でこうも変わるものなんです。
その上、まだ物流倉庫が建つのだから恐ろしいことです。
常磐道の橋梁を越えると清掃工場が見えます。
この清掃工場も2004年に東深井という地域から移転してきたんです。
新しい清掃工場になると高規格になり分別が楽になってるのかと思いきや、そうでもないようです。
反対側から常磐道の橋梁を見てみます。
土手の時間の流れと、常磐道の時間の流れが明らかに異なってます。
暫く歩くと旧東葛病院(流山セントラルパーク駅近くへ移転しました)と流山消防署が見えてくるんですが、この辺工事してるんですよ。
何の工事をしているかというと、江戸川に橋をかけるそうなんです。
埼玉側を見るとすでに橋桁が出来上がってます。
南流山と三郷の間をつなぐ流山橋が逼迫しているとはいえ、このあたりで需要あるのか疑問でしたが、江戸川台駅から土手に歩いている間に越谷レイクタウンのイオンについて話している人たちがいたんです。
この橋ができると、越谷レイクタウンや新三郷が近くなるはずなので、イオンやIKEA、ららぽーとも近くなるでしょう。
船橋市民の私は南船橋や海浜幕張にそれらの店があるんで関係ないんですけどね。
さらに下流へ歩くと、流山キッコーマンの工場が見えてきます。
キッコーマンといえば醤油ですが、醤油は野田が主体で、流山はみりんを作ってます。
1時間半かけて流山橋につきました。
江戸川でてから30分くらいで着くかなと思っていたんですが、結構かかりましたね。
車道と歩道はわれています。
上流側なんですが、川にポツポツと工作物が見えるのですが、これは旧流山橋の橋脚だそうです。
1960年に現在の位置に流山橋は移りましたが、旧流山橋はもともと両岸への渡船場に橋を建てたらしいです。
で、旧流山橋の橋脚、なんで残っているかというと、修正後に旧陸軍が弾薬・火薬等を旧流山橋あたりに処分したという噂があるんです。
爆発等の危険性があるんで橋脚だけ残してある。みたいな話なんですが、事実かはわからないです。
そもそも、その下流に橋をかけているんですが、そんな近くに処分していたら流れ着いているものもあったりするんじゃないですかね?
三郷側へ移動し、武蔵野線の橋梁をすぎると、今度はつくばエクスプレスの橋梁が現れます。
武蔵野線、北総線、京成線、総武線、東西線、京葉線それぞれ江戸川を渡るのを見ていますが、みんな徐行するのですが、つくばエクスプレスだけは速度ほとんど落としている感じはないですね。
2時間以上歩いて三郷排水機場というところについたのですが、じわじわと問題になることが・・・
いつも自販機頼みで水分をとってるんですが、自販機がなかなか出てこないんですよ。
当然、川側は電力がないので自販機ありませんが、平地側なら自販機あっても良さそうなんですが、都合よく土手を降りれるところに自販機ないんです。降りることができない場所に自販機が存在しているのを何度も見てますが、都合のいいところには存在しない。
唇の周り、カラカラになって限度が来ています。
結論、土手のサイクリングロードを諦めて降りた道を進み、自動販売機を探します。
三郷市新和4丁目という地区だったんですが、江戸川と並行して大場川という川が流れており、その川の江戸川寄りの道がほぼ自動車来ないところだったのでそこをずっと歩いていきました。
自販機もすぐ見つかり、生き返りました。
が、ここで問題。なんか足が痛いんですよね。いつもはこの程度では痛まないんですが・・・
前日も銚子で18km歩いているんでその影響があるのかも。
実は余裕があれば金町ではなく、いっその事市川の方まで歩いてしまおうかと思ったんですが、コレは無理ですね。
江戸川台駅から3時間15分で東京都葛飾区に入りました。
意外と三郷市抜けるのに時間かかりました。
三郷市と葛飾区の境界は水元公園なのですが、この池に生えている睡蓮のような植物はアサザという植物だそうです。
最初見たとき、じゅん菜かと思いました。
霞ヶ浦とかでも見ることができたそうなのですが、2018年に絶滅が宣言されてしまったそうで、貴重な植物のようです。
ただ環境省のレッドリスト上は「準絶滅危惧」らしいです。
江戸川台から3時間50分で金町に到着、15km程度の割に結構時間かかった感じ。
船橋方面はJRで帰るよりも京成のほうが早くて安いので京成金町から帰宅します。
電車乗ったら20分程度でついてしまったw
経路なんですが、15kmだと思ったら、ほぼ18kmじゃないですか!
そりゃあ3時間以上かかりますわ。
とりあえず足に結構来ているので明日は歩かないようにしたいと思います。
というか明日は雨かつ高気圧で無理か。