10月より八ッ場ダムに水没するため、吾妻線の岩島−長野原草津口間の路線が吾妻川の左岸から右岸に移動しました。
岩島−長野原草津口の間には川原湯温泉駅があり、こちらの駅も移動しています。
せっかく休みなので見に行ってみました。
ただ、川原湯温泉まで行くとウチから片道3,350円かかるんですよね。
今の時期だと18きっぷもありませんし、週末パスだと往復より高いし、秋の乗り放題パスは3日連続だし・・・
調べてみると「ぐんまワンデー世界遺産パス」というものがあるじゃないですか!
群馬県内をJR+私鉄4社をまわれて2,100円。
休日おでかけパス(2,670円)が神保原まで使えるんで、組み合わせれば4,770円。
往復で換算すれば2,385円になります。
そんなわけで休日おでかけパス+ぐんまワンデー世界遺産パスで新・川原湯温泉駅に行ってきました。
籠原駅
今回はなんで籠原からなのか!
単に上野から乗った列車が籠原行きだったので。
籠原に降りるのは初めてですね。
かといって、とくに何かあるわけではなさそうですが。
下車して10分後に高崎行きが来るので、とっとと駅に戻ります。
深谷駅
で、籠原の次が深谷なんで下車します。
ここでぐんまワンデー世界遺産パスを購入。
普通に指定席券売機で購入できます。
駅構内にぐんまワンデー世界遺産パスのチラシが置いてありました。
で、深谷で時間があったんで外を散策。
それにしても立派な駅だよなあ。
東京駅のレンガって深谷で作られたんですよ。
その昔あった日本煉瓦製造という会社が深谷にあったので、そこのレンガが東京駅で使われたんです。
そんでもって深谷駅も東京駅調に作り替えられたようです。
ちょうどこの日はリゾートやまどりが大宮から出てるんですよ。
前日に指定席を調べたら結構空きがあったので深谷から乗って出かけます。
リゾートやまどり車内
前にかつうらビックひな祭り号で車内を写したので、今回は先頭の状態を。
こんな風に展望室になっています。
高崎駅
高崎駅で10分ほど停車。
急いで駅弁を買いに行ってきました。
大変ですね。
渋川駅
渋川に到着。ここで上越線と吾妻線に分岐します。
渋川で先行する先行しているEL&SLみなかみ物語と合流するんです。
向こう、人いっぱいですね。
SLあまり見えないです。
中之条駅
リゾートやまどりは長野原草津口行きで、川原湯温泉も停車するのですが、ここで下車します。
いや、私だけでなく全員。
というのも、中之条で停車時間が1時間半あるんですよ。
停車といっても中之条に留置できないので一旦長野原草津口の方に回送するんだと思いますが・・・
なんでそんな無駄なことするのか。
知りません!
そういう企画なんでしょ。
トンドコ凄いです。
んで、川原湯温泉へ行きたいがために1時間半待つのも嫌なんで、30分後の普通列車で川原湯温泉へ向かいます。
岩島駅
岩島駅に到着。
ここから吾妻線の新線に入っていくわけです。
新線を通るの初めてです・・・ってまだ10月1日に通ったばかりですからね。
岩島駅から長野原草津口方面へちょっと進むと旧線と分かれます。
ここからは新線側の風景を・・・
と言いたいところですが、新線は川原湯温泉辺り以外はずっとトンネルです。
景色を楽しむことはできないんですよ。
残念!
川原湯温泉駅
というわけで、岩島から数分で川原湯温泉駅へ到着します。
当然数日前からの提供なのですべてが新しいです。
この駅舎は現在行くとすべて封鎖され、看板も降ろしているそうですよ。
発車もメロディになっていたので驚きました。
川原湯温泉駅の周りは、不動大橋というのがかかっており、その近くには道の駅八ッ場があります。
橋の写真は撮らなかったんで、工事していた頃の写真ですが、
八ッ場ダム問題のときに話題になった橋ですよ。
現在は完成しており、渡ることができます(そりゃそうだ)。
そこからの景色が凄い!
これだけ見晴らしいいと列車でも訪れやすいので結構いい観光スポットになるんではないでしょうか。
ちなみに、右側が新駅の方で、左側の谷のほうが旧駅の方です。
下に弧を描くように線が見えますが、旧吾妻線です。
そのうちダムに沈んでしまいます。
下に見える川も当然ダムの底になってしまいます。
とはいえ、ダムになったら結構いい景色になりそう。
この後、道の駅に寄って、白根山の弓池の方に紅葉を撮影しに行こうと思ったんですが、曇ってきたのでやめました。
渋川駅
渋川駅に戻ってきました。
ここからは特急に乗って上野へ帰りました。