三陸鉄道北リアス線小本駅(震災前)
岩手日報に今回の東日本大震災による第三セクター鉄道5社の復旧費用について記載されています。
従来の災害の場合は国と自治体が1/4ずつ、会社が1/2という負担割合でした。
しかし第三セクター鉄道5社の場合は自力復旧が困難であるため、国と地方自治体で全額負担するそうです。
ただそうなると民間の会社に対し全額公費で復旧することになり、そうなると異論もでてくるため、復旧した施設は自治体のものとなるらしい。
ちなみに復旧対象の5社とは三陸鉄道、仙台空港鉄道、阿武隈急行、ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道とのこと。
公費が入ったり、公費で復旧した設備は自治体のものとなる等、なんとも言いがたいのですが、とりあえず復旧できる方向になってよかったかと。
特に三陸鉄道の場合は自力では絶対復旧無理だったわけだから、いい方向になったかと。
あとは、復旧したらいかに利用客を増やす、利益を上げるかですね。それは鉄道会社が頑張らないといけないでしょう。