くろふね、つい最近まで知らなかったんですが、東武野田線の柏−野田市間が今年100周年なんだそうです。
100年というのも結構すごいですね。
で、今回は野田線の100周年を記念して、野田線の旅です・・・
いえ、違います。
別に100周年とかでなく、実家が野田線沿線にあり、実家の近くの理髪店でいつも髪を切っているので単に野田線に乗車しただけです。
ま、本題は、実家へ帰るにあたりふと思い出したことがあるんです。
学生の頃、某飲料水メーカーのルートセールス補助というのをやっていたんですが、そのときの配達地域が岩井(当時、茨城県岩井市、現、茨城県坂東市)だったんです。
そのときに2、3回ほどとある食堂に配達に行き、合わせて昼食をとったのですが、その時に食べた焼きそばが美味かったんです。
その焼きそばの特徴が、
- 麺が細かく切り刻んであり、ぱりっとしている
- 味は薄め。白っぽい
- テーブルにあるソースや一味で味を調整する
という珍しい焼きそばです。
ただですね、店の位置があやふやな上、店の名前も覚えてないんですよ。
何故なら、くろふねが運転していたわけじゃないから。
でも、おおよそは覚えているんです。
- 野田から岩井へ向かって、日本ビクターの工場の先、さらにカワチ薬品より先、市役所よりも手前
- 野田から岩井へ向かって、道路の右側。道路沿いに店がある
そんだけ。
まあ、20年経ってますからねえ。店ないかもしれないし、そもそも土曜日は営業してないかもしれないしねえ。
どちらにしろ時間があるので行ってみました。
江戸川台駅
なんで江戸川台なのか、それは実家の最寄り駅だから。
岩井は鉄道の類ではいけないのですが、途中までは鉄道で行きます。
野田市駅
野田市駅降りるのも20年ぶりくらいじゃないかなあ。
野田というと醤油ですよ。野田市駅のすぐ近くがキッコーマンの工場、というか野田線そのものが醤油を運ぶためにできたわけですから、キッコーマンの近くに駅ができているわけです。
野田市駅のすぐ近くに茨城急行の岩井車庫行きのバス停がありますので、そこから岩井に向かいます。
バス停の所がバスターミナルになっているのですが、そこで面白いバスを見つけました。
まめバスといって、野田市内を循環しているらしいです。
屋根に枝豆がのっているのが変ですね。
まめバスですが、「小さい」という意味の豆と、野田の特産品が醤油なので、原料の「大豆」から豆って付いているんでしょうね。
新町バス停
野田市から愛宕駅前を通り、目吹橋を渡り、辺田三叉路を過ぎて、岩井の街に入ってきました。
さて、店の名前も覚えてないところをどう見つけますかねえ。
さらにどこで降りるかもタイミングが難しいですね。
と思って進んでいくと、新町十字路というバス停に来ました。
そこから先のところに「こうや食堂」と書かれた看板が見えました。
記憶が蘇りました!このお店です!!
慌てて次の新町というバス停を降りました。
こうや食堂
店の外観は明らかに昔のものではないんですが、たしかそんな名前でした。
やきそばののぼりもあるんでココで間違いないでしょう!
店に入り、メニュー見た限り、まさにこのお店です。
こうや食堂で焼きそば特大を食べました。
焼きそばについてはコチラを見てください。
元・カワチ薬品岩井店
野田市方面のバスまで1時間ありますので、それまで昔配達したところや、ビクターの工場へ行こうと思い歩きました。
まず、カワチ薬品・・・があったところです。
ここの配達に来ていたんですが、お店ないですね。
まあ20年経ってるし。
なんか壁に書かれているのを見ると、カワチ薬品の後はブックオフだった模様。
そのブックオフも閉店したようで今は開いている状態のようです。
元・日本ビクター工場
カワチ薬品より気になるのがビクターの工場。
いまもあるのかというと・・・ないですね。
そのかわり、
「ヨークタウン坂東」というヨークベニマルが核となった大規模なショッピングモールに生まれ変わってました。
ショッピングモールにカワチ薬品がありますね。
こちらに移ったようです。
ヨークタウンをぶらぶらしてたら時間になったので、野田市方面に向かいます。
愛宕駅
帰りは野田市駅まで行かず、愛宕駅前で下車し、野田線で帰りました。
大体2時間だったのですが、20年ぶりに岩井を訪れることができ、よかったです。