前日より、11/21(土)は天気がよいこともわかっていたので養老渓谷へ紅葉を見に行ってきました。
それにしても寒くなってきましたねえ。朝6:00に家を出たのですが、かなり寒かったです。
で、今回の旅行でお得なきっぷは
- 小湊鐵道1日フリー乗車券
1,700円で小湊鐵道を1日乗り降り自由となっています。そもそも五井−上総中野は片道1,370円で、往復するだけで元が取れます(ちなみに養老渓谷までは1,220円)。
なお、上総中野からいすみ鉄道で大原まで行きたいという方にも朗報。1,700円で「房総半島横断乗車券」というものが販売されており、片道しかできませんが、戻らない限り、途中下車が可能なきっぷとなっています。
また、養老渓谷に2日滞在したいという方にも1,700円で「五井ー養老渓谷、往復割引乗車券」販売されており、2日間有効となっています。
- 小湊鐵道バス1日フリーバス乗車券
養老渓谷駅−原の台(粟又の滝遊歩道の最寄りバス停)、養老渓谷駅−梅ヶ瀬渓谷(臨時路線です)を560円で1日乗り放題となっています。11/21、22、23、28、29の紅葉期間限定です。養老渓谷駅−原の台が片道320円、養老渓谷駅−梅ヶ瀬渓谷が片道160円なので粟又の滝へ往復だけでもお得になってます。
五井駅

小湊鉄道へのらないといけないので、まず五井まで行きます。ここまでは普通のきっぷです。
1日フリー乗車券を買うためには小湊鐵道のホームへ行き、ホームの千葉寄り(階段の下)にある事務所へ行って買いましょう。紅葉の時期はホームや車内などでも発売しています。
なお、1日フリー乗車券を購入するためにはJRの改札を通らないと買えません。駅員のいる改札で小湊鐵道のフリー乗車券を購入することを伝えて通してもらいましょう。
SuicaやPASMOで五井まで来た方は、乗り換え口に簡易改札がありますので、タッチしてから小湊鉄道のホームへ行ってください。
養老渓谷駅

五井から1時間20分くらいで養老渓谷駅に着きます。ここでバスへすぐに乗ってもいいのですが、紅葉の時期には駅前で名産品(主に野菜)、鉄道グッズなどが販売されているので見ていくのもいいかもしれません。
ここからバスで梅ヶ瀬渓谷を目指します。なお1日フリーバス乗車券ですが、バス停にいる小湊鐵道バスの方から購入してください。
バス停は駅の向かいですが、注意しないといけないのが、フリーパス外のバスも出ています。それに乗ってしまうとフリーパスを購入していても料金を支払わないといけない可能性もあるので注意が必要です(といってもフリーパス区間は有効なのかは聞いていないです)。特に粟又の滝行きというのが出ています。このバスはフリー区間の先にある粟又の滝のすぐそばまで行ってしまうので、紛らわしいです。
梅ヶ瀬渓谷
まず最初に来たのが梅ヶ瀬渓谷です。入り口紅葉見る限り、まあ紅葉してますね。
で、梅ヶ瀬渓谷、どんな感じかというと、大体の景色は以下のような感じ。
川に沿って進みます。途中から大福山という方へ行く道と分岐しており、大福山へ行く場合は山道となります。
で、紅葉はというと、上を見上げてみるという感じですね。
このように崖の紅葉を見る感じです。もちろん川沿いにもいくつか紅葉はありますが、間近で見れるものは少ないです。
梅ヶ瀬渓谷ですが、大福山に進まず、一番奥まで行くと、ちょっとした広場に出ます。
ここは日高邸跡といって、明治時代に日高誠実という方が私塾を開設したところだそうです。川沿いの道しかないのにこんなところに建物を造るとは。よくやったものです。
現在は建物はなく、残っているものは植えたカエデだけです。まだ紅葉には早いみたいですね。
梅ヶ瀬渓谷に行く場合ですが、靴は歩きやすく、滑らず、水がしみないものにしましょう。舗装されてない川沿いを歩き、さらに川を横切ることも多々ありますので、変な靴を履いていくととんでもないことになります。
あと、荷物は肩にかけられるか、もしくは背負えるものにしたほうがいいと思います。バランス崩したときに荷物落とす可能性があるので。
そういえば、この日、渓谷から戻る途中でロードバイクを担いで渓谷に入る人がいました。渓谷内は舗装されてないので、当然ロードバイクを走らせることはできないのですが、何を考えているのでしょうか?まさか大福山の方へ行ったんですかね?
粟又の滝遊歩道
次に行ったのが粟又の滝遊歩道です。1度養老渓谷駅に戻り、原の台行きのバスに乗っていきました。原の台から遊歩道へ行く途中の風景はこんな感じです。
のどかな田舎の風景という感じ。
しばらく歩き、遊歩道へはいるとこんな感じとなります。遊歩道は全て舗装されており、歩きやすいのですが、入口と出口、途中途中でで川を横切る飛び石を渡らなければならないので、運動をする靴がいいでしょう。
ここで養老渓谷駅で買ったお弁当を食べ、粟又の滝へ向かいます。
粟又の滝へ行く途中にもいくつか滝があります。
- 見返の滝
- 昇竜の滝
- 万代の滝
- 千代の滝
またいたる所で紅葉も見ることができます。
終点は粟又の滝です。粟又の滝は千葉県で一番大きな滝です。
山側から見るとこんな感じ・・・といっても紅葉であまり見えませんが。
原の台に戻るときは、遊歩道を引き返してもいいのですが、公道を通って引き返せます。大体20分くらいなので、遊歩道を歩いて戻るよりは早いですね。
上記の山側の粟又の滝は公道から撮ったものです。そのほかにも日緊要な風景も見ることができます。
原の台からバスに乗って粟又の滝遊歩道と養老渓谷駅の間にある温泉街に行き、中瀬遊歩道を目指します。
中瀬遊歩道
中瀬遊歩道は養老渓谷の温泉街の裏にあります。梅ヶ瀬渓谷や粟又の滝遊歩道ほどではありませんが、それなりに紅葉は見ることができます。
温泉街入口でバスを降り、まずは赤い橋を渡って、立國寺出世観音へ行きます。
中瀬遊歩道を目指すだけであれば特に行く必要はありませんが、バスに乗ってて橋が気になったので、寄ってみました。
橋のすぐそばにある中瀬遊歩道の入り口をはいるとこんな感じです。
ここも飛び石を渡りますので、歩きやすい靴で行った方がいいですね。
紅葉もこの通り見ることができます。
中瀬遊歩道の一番の見所は弘文洞跡です。
「跡」と書いており、かつ「洞」となっていますが、昔は上の方がつながっていたのですが、崩落してしまい、いまのような形になったとのことです。
弘文洞の先をちょっと歩くと中瀬遊歩道は終わりです。
上総中野駅

養老渓谷に15:30頃着いたのですが、列車は行ってしまったばかりで、次の五井行きは16:49とのこと。隣の終点駅である上総中野駅行きが16:15なので、一度上総中野へ行きます。それでもまだ30分は時間があるので、養老渓谷駅の足湯に入って列車を待ちます。
上総中野駅は小湊鐵道といすみ鉄道の終点駅です。無人駅なので特に何もありません。
列車はそのまま折り返し五井行きとなったので、煙草吸ってから五井駅へ戻りました。
おしまい。