え〜、今回は茨城です。千葉県の隣ですが、あまり行く機会がないですよね。そんな茨城に便利なきっぷが出ております。
- ときわ路パス
というもの。茨城県のJRが乗り放題、関東鉄道常総線全線、ひたちなか海浜鉄道全線、鹿島臨海鉄道全線。それでいて2000円と非常に安いきっぷだと思います。
単純に考えても、常総線を取手−下館を往復したら2920円です。それが2000円なのですから使わない手はないわけです。
でも、茨城県でも使えない鉄道があります。関東鉄道の竜ヶ崎線全線、つくばエキスプレス茨城県内全線(守谷は関東鉄道のみ)、真岡鉄道茨城県内全線。あと1000円足して使えるといいんですけどねえ。
で、今回は、このきっぷを使ってひたち海浜公園のコキアの紅葉を見てきました。
取手駅
まず、ときわ路パスを買うために、取手に行きます。ときわ路パスはフリー区間でしか売ってないのでしょうがないですね。できれば首都圏一帯で売ってもらえると常磐線の勝田行きとか直通で行けるのですが。おそらくキセルやってしまう人とかsuicaの下車忘れとか発生するからやらないんでしょうねえ。
高浜駅
特急通過待ちなのでちょっと写真を撮ってみました。ちなみに特急券を買えば、特急も乗車可能です。でも取手があまり特急止まらないので使い勝手が悪いです。
勝田駅
勝田で降りて、行き方は3通り。
が常識的な行き方となります。
一般的には2番目ですね。くろふねもバスで行きました。
ひたち海浜公園
これがコキアです。コキアってなにものかというと、日本ではホウキグサと呼ばれていて、秋に枯れた後の枝を束ねてホウキとして使います。但し、現在はコキアでホウキを作ることはまずないですね。
あと、この実が「畑のキャビア」と呼ばれる「とんぶり」となります。
で、このコキアですが、秋になると紅葉するんですね。ひたち海浜公園は3万株植えてあり、秋になると大勢の方がコキアの紅葉を見に行きます。
写真を見ると確かに紅葉してると思うかもしれないのですが、くろふねが行ったときはほぼ終焉。ほとんどの株がくすんだ茶色という感じだったのですが・・・何故か写真は綺麗に紅葉しているという感じですよね・・・
おかしい!絶対おかしい!これは何かワナがあるとしか思えない!俺がとった写真はもっと汚い、くすんだ茶色だったんだぁ。
他にもコスモスやつわぶきも咲いてました。つわぶきが群生して咲いているのも初めてみました。
コキア見たら、ひたち海浜公園で見るものもあまりなかったので(くもりだしね)、帰りは阿字ヶ浦駅から帰るために、公園の南口から歩きました。
阿字ヶ浦海岸
海側から阿字ヶ浦駅に向かった(それしか道がわからない)ので、途中で撮影。まあ普通の海岸ですね。あえていえばシーズンオフの寂れた海岸ですが。
阿字ヶ浦駅
ひたちなか海浜鉄道の終着駅です。ひたちなか海浜鉄道は1時間に1〜2本しかなく、また周りには民宿と住宅しかないので、乗り遅れると暇つぶしが大変です。くろふねが着いたときも発車直後だったので、次の列車が40分後でした。
1年前にも来たことがあるんですが、駅名表示の看板が変わってますね。
これが1年前。文字にご当地の名物のようなモノが描かれるようになったんですね。阿字ヶ浦はアンコウですか。
那珂湊駅
那珂湊駅はひたちなか海浜鉄道の本社となっているところで、2つしかない有人駅の1つです(もう1つは勝田駅)。
で、この駅なんか見たことありません?チオビタドリンクのCMでスローモーションで菅野美穂が走っている(別に菅野美穂自身がスローモーションで走っているわけではないが)駅なんですよ。
冷静に見ると、下りホーム(阿字ヶ浦行き)の勝田寄りから走ってますね。駅の出入り口は阿字ヶ浦寄りの上りホーム。乗った列車は下り。下りホームで普通走ることはないはずなんですが・・・
下りホームの勝田寄りで列車を待ってたら、来た列車が自分の目の前を過ぎちゃった(列車は駅の出口が近い阿字ヶ浦寄りに止まる)ので「待つ位置間違えたwww」ということかwww
ちなみに、ここから10分ほど歩くと「おさかな市場」というものがあり、魚が売っていたり、食事ができます。
くろふねも行ったのですが・・・あまりにも高くて食事できないので、すぐ駅に戻りました。
というわけで、那珂湊から勝田へ戻り、水戸に寄ってから、常磐線で帰りました。